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3月のお着替えは桜コスプレと桜の着物

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■今年も桜が咲きました

 3月1日午前10時から、my daizのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんが、季節のお着替えを披露した。これまでどおりの運用であれば、週末の午前10時から午後3時まで5時間の運用となる。
 ひつじのしつじくんは幹を模した茶色の全身タイツに桜の花びらを身にまとった桜コスプレで、2015年が初出だ。

桜コスプレのひつじのしつじくん
 メイドのメイちゃんは、お正月などにも晴れ着として着回している桜がデザインされた着物にお着替えした。

桜がデザインされた着物をメイドのメイちゃん0
■キャラの部屋でのトークには無反応

 2018年当時のしゃべってコンシェルでは、桜スタイルのひつじのしつじくんが「え?ああ、すみません。いつの間にか咲いちゃって。」と軽妙に返すのが良かった。メイドのメイちゃんの「卒業式のシーズンですからです!」も季節感を感じさせてくれていた。だが、my daizのキャラの部屋では「まぁ、そういうアレもありますよね…」などとまともな答えは返ってこない。ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの翼はもがれたままである。

2018年しゃべってコンシェルでのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんのやり取り

 言うまでもないが、ひつじのしつじくんの桜コスプレは、4月になると桜の花びらを落として新芽を出す新緑ver.になるはずだ。


【参考】

ひつじのしつじくんは引退してないけれど… (2018/6/7)ひつじのしつじくんの桜コスプレに小変化。新緑仕様に変身! (2017/4/18)おしゃれひつじコースがver6に更新も、プリインしつじくんの桜コスプレだけが目立つ (2015/4/19)


AQUOS R3 SH-04LがAndroid 10にアップデート

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■ドコモのAQUOS R3もAndroid 10に

 ドコモから発売されているAQUOS R3 SH-04Lに、2020/3/23から、Android 10へのOSバージョンアップを含むソフトウェア更新の提供が開始された。2019/6/1の発売から9か月と22日、Android 10正式版のリリースは2019/9/4だったのでそこから半年を要している。


■変更内容はauの情報を参照しよう

 ソフトウェアアップデート途中の画面表示によれば、バージョンアップ後のイチオシ新機能は、画面配色を黒基調に変更する「ダークテーマ」だそうだ。その他ドコモのWebサイトでは、主なアップデート内容としてジェスチャーナビゲーションやアプリの位置情報に関するユーザー許諾の選択肢に「アプリが使用中の場合のみ許可」が追加されたことなどが記されている。

AQUOS R3 SH-04L Android 10に対応


 ただし、アップデートで変更点や削除された機能の説明は、au版AQUOS R3 SHV44用の資料が段違いに詳しい。これによれば機能の追加・変更は50項目、削除された機能は9項目あるという。OSアップデートにより、派手さはないものの多くの機能に手が入っていることがよくわかる。ドコモでも自らこうした情報は提供すべきだ。au版AQUOS R3「Android 10 OSアップデートにおける追加・変更/削除項目について」


■標準カメラでワイド撮影が可能に

 実用上の大きな変更点はカメラ機能にある。
 AQUOS R3の背面には静止画用と動画用の2つのカメラがあり他機種との差別化要素の1つとなっていた。今回、動画専用だったこのワイドカメラが静止画撮影でも切り替えて利用できるようになった。
 これまで標準カメラの有効画素数は最大で12.2M(4032×3024ピクセル)だったのに対し、ワイドカメラの解放により最大で20.1M(5184×3880ピクセル)の解像度を手に入れたわけだ。

ワイドカメラ切替え時の写真サイズ設定画面

 実際に撮影してみると確かに広角に撮影できるが、ピントの合わせ方は難しく、レンズの歪みも生じてしまう。ワイドカメラが活用できるシーンは限定的だ。それでも撮影時に選択肢が広がったことは嬉しい。

標準カメラで撮影
ドラマティックワイドカメラで撮影

 このほかファイル管理アプリが、コンテンツマネージャーからFilesに変更された点も目につく。
 なお、前回2020/2/25ソフトウェア更新以降、突然に表示されるようになったキャストの異常な表示は出なくなった。


 Androidのセキュリティパッチは、2019/12/1から2020/2/1に更新された。
 ビルド番号はOSバージョンアップにより01.00.13から02.00.02へ大きく変化している。表に出なかった02.00.01の存在が気になるところ。
 注目すべきはカーネルバージョンに含まれる日付で、2020/2/6から2020/2/17と前回からわずか11日しか進んでいない。今回も100%根拠のない推測だが、前回の2020/2/6付カーネルは急遽差し込まれたように思われる。

Androidバージョンの確認画面

 アップデート作業はいつもと同じWi-Fi環境下で実施したのだが、開始からわずか21分で完了した。ドコモのWebサイトでは所要時間34分と記載されていて、これまでのアップデートではいつも長めの時間が掛かっていたのだが今回は早かった。
 アップデートから5日目になったが、今のところAndroid 10環境で問題なく動作している。


【参考】なんだか挙動不審。AQUOS R3に6回目のソフトウェア更新 (2020/2/28)Galaxy S8 SC-02JにAndroid 8.0へのOSバージョンアップの配信が開始 (2018/4/22)SH-03CのAndroid2.2アップデートが提供開始 (2011/6/8)

「うちで過ごそう」を体現するひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの2020年4月

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■ひつじの執事室でStayHomeし続ける兄妹

 2020年4月、新型コロナウイルス感染症は地球規模で深刻な状況だ。日本国内においても不要不急の外出の自粛が強く要請され、生活のあらゆる場面に大きな影響が出ている。
 そんな中、ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんは、2018年5月31日にサービス終了したはずのひつじの執事室で今日も兄妹仲良く過ごしている。 #うちで過ごそう #StayHome を2年以上も実践しているのだ。

ひつじの執事室 2020年4月
■今こそ2017年新緑Ver.ひつじの執事室を眺める

 現時点の執事室は、2017年に初出の新緑Ver.で、2018年5月で時は止まり、夏も冬も模様替えされることなく現在に至っている。
 そんな執事室で兄妹は、サッカーやバク宙をしたり、カエルスタイルの着ぐるみで体操したりダンスを踊ったりと結構激しい運動をする時間帯が多く、隣人からの苦情が気にならないでもないが、2人は楽しく過ごしているようだ。

かえるスタイルでの着ぐるみでダンスする兄妹
■ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん4月のお着替え

 my daizでもしゃべってキャラとして活躍する兄妹の4月のお着替えにも触れておこう。3月から引き続いてひつじのしつじくんが桜コスプレで、メイドのメイちゃんは桜を染め抜いた晴れ着だが、ひつじのしつじくんのアクションの中には桜の花びらが全部散ってしまい、新芽がグリーンと映えてくる場面が追加されている。これも2017年が初出のネタだ。

my daizのひつじのしつじくんは桜から若葉へ

 一方のメイドのメイちゃんは、キャラの部屋で「どうして着物なの?」と尋ねてみると、「だって、入学式のシーズンだし。」と答えてくれた。2014年頃は「入学式のシーズンですから!」だったので、セリフに若干の補正がされている。

着物を着たメイドのメイちゃん「だって、入学式のシーズンだし。」

 例年5月は、ゴールデンなひつじのしつじくんが見られるのだが、いったん終了したお着替えの復活から1年が経ち、そろそろ新作の登場を期待したいところだ。


【参考】3月のお着替えは桜コスプレと桜の着物 (2020/3/7)ひつじの執事室が2017年新緑Ver.に模様替え。ヒーローが夜のお勤めに (2017/5/7)ゴールデンウィーク突入!ひつじのしつじくんが全身金ピカに変身 (2017/5/3)ひつじのしつじくんが着物姿にお着替え。卒業式のシーズンですから!(入学式も!) (2014/3/2)

5Gスマホ Xperia 1 II SO-51Aを予約した

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■初の5GスマホはXperiaを選択

 NTTドコモが2020/3/25から開始した5Gサービス対応のスマホ6機種の中から、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社製のXperia 1 II SO-51Aを選ぶことにした。
 本製品の最初のツッコミポイントは「エクスペリア ワン マークツー」と読むその製品名だ。ソニーのカメラ製品では従前から採用されている命名ルールらしいのだが「MarkII」ではなく、単に「II」と表記してマークツーと呼ばせる強引さが潔い。

Xperia 1 II SO-51A
■いったんはGalaxy S20+ 5Gに決めたものの…

 そもそもは、5Gサービス初日に端末を購入してサービスインと同時に使いたいと考えていた。けれども発表会で発表された5Gスマホ6機種のうち、サービス開始初日に発売されるのはGalaxy S20 5GとAQUOS R5Gの2機種のみで、約1年使うメインスマホとして考えた場合、全部入りでない2機種に飛びつくことは躊躇せざるを得ない。
 ラインナップの中でGalaxyシリーズは、グローバルで昨年から5Gスマホを発売し今回が2世代目となることから端末の完成度で一日の長があると捉え最有力候補に考えていた。しかし、3/25に発売するS20は、5月下旬発売予定のS20+と比べると深度カメラや高速メモリ搭載の有無、ミリ波対応などハードウェア上の差が相当に大きいことを知ってしまう。
 こうした思考の結果、筐体の大きさに対する不安を抱きながらも、3/19にGalaxy S20+ 5Gの購入予約を入れている。

アンテナピクトの横に5Gの表示(Galaxy S20)

 その後、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋栄で、Galaxy S20+とXperia 1 IIのデモ機を比較できる機会があった。
 ここでのGalaxy S20+の印象は、カバー未装着では持ちづらさを感じるエッジディスプレイを含めて「いつもの高性能なGalaxy」で、新鮮味が伝わってこなかった。2年前までGalaxy S8を使っていたことが未だに影響していたかもしれない。また、フォントが理由か判断ができなかったが設定画面などの文字の並びが少しうるさく感じたことも記しておく。
 一方のXperia 1 IIには物珍しさの優位があったのだろう。自分の機種遍歴を辿ると、Xperiaは2015/11/13の発売日から半年間利用したXperia Z5 Compact SO-02H以来4年間ご無沙汰している。さらに考えると、ドコモでGalaxy S20+を購入しようとすると(少なくとも現時点では)コスミックグレーの本体色一択だが、Xperia 1 IIならブラック、ホワイト、パープルの3色から選べるのも嬉しかった。
 デモ機を短時間触っただけではカメラ性能やディスプレイの面でGalaxy S20+との間に大きな違いは感じなかったし、ハードウェアのスペックで比較するとミリ波対応を含めてS20+の方が上だと理解したが、今回はXperia 1 IIを選ぶことにした。

Xperia 1 IIの画面

 実際のところ、ソニーがプロフェッショナルレベルと訴求するカメラやシネマ、音楽に関する性能に惹かれたわけでも、それらを必要としているわけでもない。例えばカメラはソニーのデジタル一眼カメラαの技術を継承しているというが、細かな調整や撮影支援は裏で動いてもらえば良く、撮影ボタンのタッチだけでどういう写真が撮れるかだけが評価軸だ。21;9のシネマワイドディスプレイにしても、文字情報を表示することがほとんどであり、WebサイトやSNSの閲覧という日常体験を技術がどう変えてくれるのかに関心がある。こうした今まで通りの視点からXperiaの進化を確認したい。


■端末代金は12万円也

 ドコモオンラインショップでのXperia 1 IIの販売価格は123,552円(税込)。
 「5G WELCOME割」という割引が適用されるがその額は端末価格の5%にも満たない5,500円で、支払総額は118,052円とあいかわらず高く、「5Gで社会を変えよう」という国を挙げての掛け声が聞いて呆れる。5G対応の料金プランを見ても4Gと同額まで割り引くのがせいぜいだ。5G端末の購入を伴う新規契約や機種変更時に、期間を区切っても良いので思い切った料金割引策があれば、端末の普及が進むだろう。5G端末は4Gエリアでも通信できる。まずは端末を普及させることが先決だ。出遅れ感がある国内関連企業の経験値蓄積にも繋がるのではないか。

5G WELCOME割適用

 ドコモ版のXperia 1 IIの発売日は、発表当初の「4月下旬以降」から「5月下旬以降」に変更されている。ニュースサイトでの報道によると、「開発に関する確認事項があり、納入状況についても変更が生じた」というのが遅れの理由らしい。
 折しも日本は、新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が全国に発令中で、外出自粛期間の真っ最中。今、入手できたとしても、5G通信スポット巡りや屋外でのカメラの撮影テストができる状況にない。今は、#StayHomeで 先行レビュー記事を読みながら、Xperia 1 IIの発売を楽しみに待ちたい。


【参考】AQUOS R3を予約した (2019/5/25)Xperia Z5 Compact SO-02Hとの6か月間を振り返る (2016/5/16)

メイドのメイちゃん、11回目の誕生日

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■Twitterで誕生日プレゼントを披露

 メイドのメイちゃんの誕生日は5/1である。昨年の5/1は令和元年最初の日であり、それどころではなかった。今年は、新型コロナウイルス感染症大流行のまっただ中。全都道府県に非常事態宣言が発令され外出自粛が強く呼びかけられている。なんとも巡り合わせが悪い。
 ひつじのしつじくん公式Twitterアカウントでは、2020/5/1/の午前11時にひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの連名でメッセージが書き込まれた。兄からの今年のプレゼントは、かわいいお菓子の家とケーキだったようだ。ちなみに2017年は塗り絵、2016年にはお誕生日ケーキをプレゼントしている。

ひつじのしつじくんTwitter公式アカウント:2020/5/1のツイート
■会話は定番のやりとりのみ

 my daizでメイドのメイちゃんに「お誕生日おめでとう」や「ハッピーバースデー」と声をかけてみる。「覚えていてくれてありがとうございます!」「えー☆どうして覚えてるんですか?嬉しい!ありがとうございます!」といった回答は、言い回しが若干違っているとは言え、しゃべってコンシェル時代からの定番回答だ。
覚えていてくれてありがとうございます!
えー☆どうして覚えてるんですか?嬉しい!ありがとうございます!

 誕生日を迎えたと言うことで、恒例の年齢を尋ねる質問をしてみると、「いくつに見えますか?」と逆質問をしてくるパターンも従前通り。永遠の19歳、スイートナインティーンである。


メイ、いくつに見えますか?/さてはご主人様知ってましたね?

 誕生日と言えば「プレゼント何欲しい?」も定番の質問だったが、my daiz移行後は特に展開が用意されることはない。

それはそうと、メイお腹すきましたぁ…。

 ひつじの執事室でのガーデンパーティがあった頃が懐かしいが、今となってはTwitter公式アカウントでのツイートだけでもメイドのメイちゃん誕生日イベントとして満足すべきところか。


【参考】ひつじのしつじくんの令和元年5月1日 (2019/5/1)9回目のメイドのメイちゃんの誕生日はパーティーなし (2018/5/6)ひつじの執事室でメイドのメイちゃん誕生日イベントが開催 (2013/5/1)メイちゃんの「謎コスプレ」は、誕生日記念だった (2010/5/7)

全身ゴールデンなひつじのしつじくんが今年も登場

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■ゴールデンなあいつが今年もやってきた

 2020年、新型コロナウイルス感染症の影響で、いつもと違うゴールデンウィークを迎えているが、全身金色になるあいつだけは同じだった。

 2020/5/3、日付が変わるとmydaizのひつじのしつじくんは、突如として、足を肩幅と同じくらい開いて正対した。正対するひつじのしつじくん

 スッと目を閉じ天を仰ぐと、金色の液体が頭上から降ってくる。

天を仰ぐと頭上から金色の液体が降ってくる

 ひつじのしつじくんの姿が見えなくなるほど大量に降ってくる。金だとしたら、もったいないくらいだ。

金色の液体の向こうにひつじのしつじくんはいます

 全身が金色になったところで、こっちを向いて決めポーズ。なんだか頭の部分が大仏の螺髪らほつっぽくみえる。こんな時期だけに疫病退散の効果を期待したい。

ゴールデンなひつじのしつじくんの決めポーズ

 このゴールデンなひつじのしつじくんは2017年が初出のお着替えで、mydaizサービス開始の影響を運良く受けずに4年連続で登場している稀有な例だ。5/3~5/5までの3日間限定で、これが5月のお着替えということになる。


 ちなみに、これまでのゴールデンウイークには、鯉のぼりを頭からかぶる「鯉のぼりスタイル」(2013年~)になったり、iモード時代には折り紙で作ったカブトを頭に乗せて鯉のぼりを背負うお着替え(2009年~)を披露したりするなどしている。

鯉のぼりスタイルのひつじのしつじくん

【参考】

ゴールデンウィーク突入!ひつじのしつじくんが全身金ピカに変身 (2017/5/3)端午の節句の鯉のぼりスタイルで逆ギレするひつじのしつじくん (2014/5/5)端午の節句のひつじのしつじくん (2009/5/3)

AQUOS R3との1年間を振り返る

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 2019年6月初めからメインスマホとして使ってきたAQUOS R3 SH-04Lだが、まもなく機種変更の予定だ。ちょうど1年間の使用感を記しておこう。

■高性能ディスプレイがハイエンドAQUOSの証

 AQUOS R3のアイデンティティーはPro IGZOディスプレイである。120Hz対応の液晶ディスプレイは、シャープ製品ではハイスピード IGZOとして2016年のAQUOS ZETA SH-04Hから搭載されていたが、他社端末がようやく今シーズンになって搭載し始めた。文字や画像がくっきり表示されたままWebブラウザやTwitter、Instagramの画面がなめらかにスクロールするのは快感で、日常的な場面で十分に効果を感じられる。 

 一方で10億色を表現できるという色の再現性の高さは実感できる場面がなかった。ただ、AQUOS R2と比較して2倍以上明るくなったというディスプレイは、Googleマップを知人に見せたときに「画面がきれいだ」と驚かれたので、初見で分かるほどの鮮やかさの差があるようだ。

AQUOS R3のなめらかハイスピード表示
■「OSアップデートを考慮した設計」は疑問

 AQUOS R3の端末としての素性は良く、動作は安定していた。ただ、Android 10へのOSアップデート前後にドコモアプリの挙動が怪しくなった時期があった。 この事象は、出荷時の状態に端末を初期化して環境を再構築することで改善したのだが、これは一般的な解決方法とは言えない。au版のAQUOS R3でもAndroid 10へのアップデートに関係していくつかの不具合が発生していたようだ。発売前に「OSアップデートを考慮してメーカーカスタマイズの構造を工夫している」と開発者が語るWeb記事を読んでいたのだが、少なくとも今回のAndroid 10へのアップデートではうまく機能していなかったと感じる。

Android10へのバージョンアップ画面
■カメラは汎用だが補正機能が秀逸

 AQUOS R3で撮影する写真は必要十分な画質ではあったが、ハッとするような写真が撮れることもないと書くのが嘘偽りのない印象である。

 カメラ機能では写真の構図を補正するインテリジェントフレーミングが便利だった。補正前と補正後の写真を自動保存してくれていて、どう直したかまで教えてくれる親切で実用的な機能だった。

インテリジェントフレーミングによる補正結果

 Android 10へのバージョンアップで、動画専用であった広角レンズのドラマティックワイドカメラが静止画撮影にも開放された。いざ使ってみると、両端がかなり歪んでしまう特性から記録としての写真には使えないのだが、画角が広く遠近感を強調する表現手法として面白かった。2019年9月に発売されたiPhone 11がワイドカメラを魅力として打ち出したことを考えると、AQUOS R3が出し惜しみした形になったのはもったいなかったと思う。

標準カメラとドラマティックワイドカメラの比較
■ワイヤレス急速充電市場は理解できない

 AQUOS R3ではワイヤレス充電を使わなかった。手持ちのワイヤレス充電器は2017年にGalaxy S8用に購入した急速ワイヤレス充電器WIRELESS CHARGERCONVERTIBLE(EP-PG950TBJGJP)だ。ところがAQUOS R3を充電器に載せると、「低速充電」になってしまい、充電自体は出来るもののどうにも気分が悪い。

 ググってみたところAQUOS R3は最大11Wの急速充電に対応しているが、EP-PG950TBJGJPは9Wしか出力できずパワー不足というのがカラクリのようだ。ワイヤレス充電の出力や「急速」表示の問題は市場全体として情報不足が過ぎると思う。(改めて確認すると「低速充電中」ではなく「ワイヤレス充電中」と表示されてるようになっていた。Android 10への更新後からなのだろうか。)

AQUOS R3では「低速充電中」と表示される


 細かな機能で触れておきたいのは、ロック画面の背景画像をランダムに入れ替えるロックフォトシャッフルのことだ。端末内に多くの高解像度な画像が格納されていて見飽きることはなく、この機能だけはOFFにしなかった。

壁紙設定画面のロックフォトシャトル機能
■AQUOSはディスプレイ最強をウリにしたらどうか

 ハイエンドスマホには選ぶべき意味が必要だ。強みがないのなら必要十分な性能を備えたミドルレンジのモデルで不満はないだろう。当初、AQUOS R3は動画撮影を特長としていた。動画撮影を主目的しない私は、AQUOS R3の魅力を十分に引き出せなかったのかも知れないが、高度な動画撮影機能を謳う機種は他にもある。 スマートフォンが生活に不可欠なのツールとなった現在、4Kとか8Kのムービーやゲームでだけでなく日常使用で差が出るレベルまでディスプレイ性能を追い求めることが、ハイエンドAQUOSが生き残る道だと思う。

AQUOS R3 SH-04L


【参考】

AQUOS R3 SH-04LがAndroid 10にアップデート (2020/3/28)ドラマティックを冠さないAQUOS R3の静止画カメラが期待値以上だった (2019/9/7)AQUOS R3 SH-04Lに機種変更 (2019/6/28)

伝統芸「かえるスタイル」を披露する、6月のひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん

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■今年も「かえるスタイル」が帰ってきた my daizのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんが、6月最初の週末である2020/6/6の午前10時から、恒例の「かえるスタイル」の衣装にお着替えした。兄妹とも黄色いレインコートに身を包み、頭にはカエルの被り物という前年と同じ出で立ちである。

 アクションも例年と変わらず、特にカエルを意識したものは含まれてない。
 かえるスタイルは、今から11年前の2009年6月に初登場したお着替えで、暗黒とも呼ぶべき2018年の中断を乗り越え、2年連続11回目の披露となる。

■トークには仕掛けがありそうだが… キャラの部屋で、「どうしてカエルなの?」と尋ねてみると、ひつじのしつじくんは「え?いつもの執事服だと思うのですが…。」とトボケてきた。すかさず「違うよ」と突っ込んだが、「は、はぁ…」と困惑するような回答だけ。このほかに「・・・・・していないと思いますが?」という回答もあるが結果は同じだ。


 メイドのメイちゃんの回答も「これ、メイド服だと思います。」や「いつもと同じなんだけどなぁ…。」とトボケるばかりで話が進まない。

 「しゃべってコンシェル」が稼働する、らくらくスマホ3で試すと、「蛙をかぶっているよ?」と返すと「えっ!?」などと会話が続いていく。そもそもmy daizの「キャラの部屋」も昨年とは違う回答がセットされているので、次の展開があるように感じられ、もやもやするところ。

 お着替えする時間は例年と同じで、土曜日が午前10時から午後3時まで、日曜日は終日である。スマホ版iコンシェルのマチキャラやさらに遡ったケータイ時代には、6月→雨→水の連想から(と思われる)「水曜日」がお着替え日に設定されていた時代もあった。 2019年に復活したひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの季節のお着替えは、特に変化がなく2周目に突入している。新作を望むのは叶わぬ夢なのだろうか。

【参考】ひつじのしつじくんが「かえるスタイル」に。季節のお着替え復活か? (2019/6/2)ひつじのしつじくんがカエル (2009/6/4)

Xperia 1 II SO-51Aの購入手続きを完了

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■2か月以上待ちました

 2020/6/18に発売されるドコモ版Xperia 1 II SO-51Aの購入手続きが、6/15 午前10時から始まった。
 3か月ほど前になる3/25の新商品・新サービス発表会では、発売日は「4月下旬以降発売」とアナウンスされていた。その後、4/17に「5月下旬以降」に変更されたあと、6/1になって6/18発売とすることが発表され、ようやく発売日の確定に至った。
 私がXperia 1 IIの予約を入れたのは4/5と比較的遅く、予約ステータスが「入荷待ち」から動かなかったのでドキドキしていたが、6/14のお昼過ぎになって「入荷済み」に変更され一安心したのであった。

Xperia 1 II SO-51A「入荷済」

 今回の購入にあたってのポイントは配送日である。これまでなら購入手続開始日の手続きは発売日入手のための通過儀礼なのだが、時は新型コロナウイルス感染症の感染が未だ終息を見せない真っ只中、ドコモオンラインショップでは、以下のような配送遅延のアナウンスがされていた。
当社の物流センターにおいては、出荷業務に携わる社員の安全確保のため、新型コロナウイルスへの対策を行い出荷作業をしております。このため、配送遅延が発生しています。
 別のページには「商品のお届けまで通常より10日程度遅れが発生」(2020/6/16時点)という記載もあり、月末近くの入手になることも覚悟していた。一方で、いつもは発売2日前に設定されている購入手続きの開始日が3日前に設定されており、ドコモとしても感染防止策を図りながら限りある人的資源の中でギリギリまで策を講じていた様子が窺える。


■発売2日後の配送予定-悪くないだろう

 6/15の午前10時、万障を繰り合わせた上で、スマホを握りしめ購入手続きの開始を待った。商品入荷のメールが届くかどうかのうちに、ドコモオンラインショップのサイトを開いてみると商品入荷の案内が表示された。
 購入手続きの前半で、配送希望日の指定画面が出てきた。勢いよくドロップダウンリストを開くと、最速の指定日は発売2日後の6/20。週末までに届かなければ在庫を求めて量販店を巡るつもりだったが、これなら許容範囲だ。思わず、人気お笑いコンビのフレーズが口をつく。

配送希望日の指定最速日は2020年6月20日
■5G対応の料金プランへ変更

 5G端末への機種変更に合わせて、5G対応プランへ移行することになる。すでにプラン変更を見据えてシェアパックを解除しギガホーダイライトのプランで運用しているが、5Gギガホーダイライトでも月額料金は変わらない。6月は入手日から月末までの期間が短いのでこれまでのデータ通信量を考慮してもライトプランで十分だろう。

5G対応プランへの申込みが必要

 Xperia 1 IIのケータイ補償サービスは月々750円を要する。ずいぶん高くなっものだと驚くが、端末代金を考えると加入は致したかないところ。こうした端末購入に付随する有償サービスこそ、長期利用契約者を優遇する商材にしてほしいところ。


ケータイ補償サービスは750円コース

 最後に支払金額を確認する。
 端末代金は112,320円。高額だが、これでもau版より20,000円以上安い。取扱数が多いドコモならではのわずかながらの恩恵だ。端末代金の5%にも満たない「5G WELCOME割」で5,000円引き。さらに購入手続き前日に届いた「dカードGOLD年間ご利用額特典」を迷い無くケータイ購入クーポンに交換して20,000円引き。値引き後価格は87,320円(税抜)に押さえ込んだが、10%の消費税を加算して最終的な支払総額は96,052円だ。

最終的な支払総額は96,052円

 発売2日後の6/20に到着する予定である。首を長くして待ちたい。

お届け予定日は2020年6月20日

【参考】5Gスマホ Xperia 1 II SO-51Aを予約した (2020/5/1)AQUOS R3の購入手続きを完了した (2019/6/1)ドコモオンラインショップでXperia Z5 Compact SO-02Hの購入手続きをした (2015/11/11)

Xperia 1 II SO-51Aに機種変更

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■予定通り発売2日後に受け取り

 2020/6/15に購入手続きしたドコモ版Xperia 1 II SO-51Aを指定した最速の配送予定日6/20に無事受け取ることが出来た。6/18の発売日からは2日遅れているが、新型コロナウイルス感染症の再拡大が懸念される中で、少しずつ日常に戻る第一歩だ。Xperia 1 IIが私の手元に届くまでに関わった全ての人に心からの感謝を伝えたい。


 さっそく開封してみる。
 内容物は端末本体とテレビアンテナケーブルだけで、これ以外は「クイックスタートガード」と「ご利用にあたっての注意事項」の2つの小冊子だけだ。充電器、ヘッドフォン、USBケーブル等一切付属していない。また、Xperia 1 IIのドコモnanoUIMカード/microSDカード挿入口は、溝の部分に爪を引っかけて開くことができる仕様になっていてSIMピンも提供されていない。すでに水色のドコモUIMカード Ver.6を使っており、今回の機種変更ではUIMカードの切替えは必要なかった。
 あわせて、ドコモオンラインショップの先着15,000名対象購入特典である「Xperiaオリジナル MOLESKINEジャーニーハードポーチ」も同梱されていた。

Xperia 1 II SO-51Aの内容物

 本体色はホワイトを選択している。ドコモ限定のパープルにも惹かれたが、ホワイトの引き締まった感じさが気に入った。もっともカバーを装着すると、本体色がほとんど見えなくなるのは別の話だ。
 Xperia 1 IIの筐体の特徴は、前モデルから引き継ぐ21:9なシネマワイドディスプレイを詰め込んだ縦長のスタイルと、標準・望遠・超広角3つのレンズに3D iToFセンサーを備えたカメラだ。
 モバイル非接触IC通信マーク(いわゆる「おサイフケータイ」のマーク)は左右どちらにも偏っておらず、カメラのちょうど横あたりに配置されている。改札を通過する際に自然な持ち方でかざすことができる位置だ。

Xperia 1 IIの背面
■システムアップデートから始まる環境構築

 Xperia 1 IIの最大のウリはSONYのデジタル一眼レフカメラ「αシリーズ」のノウハウを活用した専用カメラアプリ「Photography Pro(Photo Pro)」だ。5/22に発売されたau版では後日配信になっていたが、ドコモ版も出荷状態ではインストールされておらずシステムアップデート後に利用できるようになる。ドコモ版では6/18の発売日当日から品質改善の製品アップデートが配信されてはいるが、まず初期セットアップを完了させ設定メニューまで行き着く必要がある。

システムアップデート利用可能

 アップデート前のXperia 1 II SO-51Aの状態を確認してみると、ビルド番号が58.0.B.2.388、カーネルバージョンに含まれる日付は2020/2/28、セキュリティパッチレベルが2020/3/1だったが、アップデート後にはビルド番号が58.0.B.7.3、カーネルバージョンに含まれる日付は2020/4/23、Androidセキュリティパッチレベルも2020/5/1に更新されている。

アップデート前後のAndroidバージョン比較

 アップデート完了したあとには、一度出荷時状態へリセットしてからセットアップをやり直した。意味があるのかどうかは分からない。
 ドコモアプリの設定画面では、my daizキャラに代えてひつじのしつじくんやメイドのメイちゃんも引き続き選択できる。5Gスマホでも兄妹がホーム画面を歩き回るのを見られるのは、うれしい限りだ。

設定完了直後のホーム画面。中央にメイドのメイちゃん。

 これからXperia 1 IIとの1年間(予定)を楽しみたい。

Xperia 1 II SO-51A

【参考】

Xperia 1 II SO-51Aの購入手続きを完了 (2020/6/18)5Gスマホ Xperia 1 II SO-51Aを予約した (2020/5/1)AQUOS R3 SH-04Lに機種変更 (2019/6/8)Xperia Z5 Compact SO-02Hとの6か月間を振り返る (2016/5/19)

Xperia 1 II SO-51Aの開通手続きをしていなかった件

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■「切り替え(開通)」手続きをしないと5G通信できません

 結論から先に書く。
 初めて5Gスマホへドコモオンラインショップで機種変更した場合には、商品が届いたら「切り替え(開通)」の手続きが必要だ。そうしないと5G対応料金プランに切り替わらず、5Gでの通信ができない。それでも4Gまでの通信は正常に出来るので、5Gエリアがほとんど存在しない現時点では判別しにくい。料金プランが切り替わっているか否かはmy docomoなどからドコモオンライン手続きの契約情報を見て確認できる。
 ちなみに、商品に同梱された「商品お受け取り後の設定について」のペーパーには、開通手続きが必要としっかりと明記してある。「きちんと読め!」という指摘は甘んじて受ける。

新規(追加)契約、他社からののりかえ(MNP)、契約変更(FOMAからXi、5G、またはXiから5G)、およびeSIM対応機種は、ドコモUIMカードの発行有無にかかわらず、開通手続きが必要です。
■5Gの電波を探し回っていました…

 私のXperia 1 II SO-51Aはドコモオンラインショップで機種変更したものだ。SIMカード(ドコモUIMカード)の変更はなく、届いたXperia 1 IIにこれまでのSIMカードを差し込んで1週間ほど支障なく使っていた。
 5Gの速度を体験しようとドコモのホームページで5G提供エリアを確認してXperia 1 IIを片手にスポット周辺を歩き回ってみたこともあるのだが、一向に4G+の表示から変わらない。どこもかしこもまだ電波が出ていないのだろうか、と首をかしげていた。
 そろそろ5Gのピクトを目にしないと不安になるので、購入前にデモ機で5Gを体感したドコモスマートフォンラウンジ名古屋に出かけてみた。ここなら間違いなく5Gの電波が飛んでいるはずだ。しかし、5Gで接続しているデモ機の隣に自分のXperia 1 IIを置いても状況は変わらない。あれこれ相談に乗っていただいたスタッフからは「SIMカードや契約の状態をドコモショップで確認してはどうか」と助言を受けた。(結果、この指摘が正解だった。)

デモ機(右側)は5Gだが、私の端末(左側)は4G+

 今回、SIMカードが新しく発行されていないのは間違いない。端末の設定メニューの「モバイルネットワーク」の設定を確認しても初期設定のままで問題はなさそうだ。また、購入手続きの中で、契約プランを「ギガライト2」から「5Gギガホライト」に変更している。念のため、ドコモオンライン手続きで確認してみると、なぜか契約プランが「ギガライト2」と表示されている。これはおかしい。誤って翌月適用にしてしまったのか?

ご契約プランがギガライト2?

 注文内容を参照するためドコモオンラインショップの購入履歴を開くと、気になる表示が目に入った。「切り替え(開通)のお手続きへ」というボタンがアクティブになっているのだ。

商品到着後、電話機をお使いになるには「切り替え(開通)のお手続き」が必要ですと赤い文字かつ太字で書かれて、なにか尋常ではない状況を訴えかけられている。これだ!

商品到着後、電話機をお使いになるには「切り替え(開通)のお手続きが必要です。
■そして、5Gへ…

 「切り替え(開通)のお手続きへ」をタップすると「開通のお手続き」という画面が開いた。「ご確認事項」がたくさん記載されているが、私は今すぐプラン変更してほしいばかりだ。

step1 開通前のご確認事項

 step2で開通処理を行うことを最終的に確認し「ご注文を確定する」を押すと、1分もしないうちに「開通のご連絡」メールが届いた。


 慌てて5Gエリアに移動すると、ついに「5G」のピクト表示を見ることが出来た。なんとも感慨深い。とは言え、5G通信が出来なかったのは、端末の故障でも、電波が飛んでいないわけでもなく、私が開通手続きをしていなかっただけだったのだ。かえるスタイルのメイドのメイちゃんは、呆れているようにもみえる。…すみません。

ついにアンテナピクトに「5G」の文字

 落ち着いてから再度、契約内容を確認してみると契約プランが「5Gギガライト」に変更されている。これで正しい。

ご契約プランが「5Gギガライト」に切り替わった


 また、ドコモオンラインショップにも「切替(開通)済み」という注文履歴が追加されていた。
注文履歴に「切替(開通)済み」が追加


 ちなみに、「商品お受け取り後の設定について」のペーパーには、開通手続きを忘れてしまう私のような契約者向けに自動的に開通手続きをとるという記載もある。

開通手続きは、商品出荷日から起算して15日以内に行ってください。当該期間にご利用手続きをされない場合は、お客さまへ通知なくドコモにて自動的に開通手続きをとらせていただきます。 私のXperia 1 IIの出荷日は2020/6/15なので、このまま気がつかなくても15日を超える7月には強制的に開通させてもらえていたことになる。その時は、きっと「いつの間にか直った!」「急に5Gの電波が飛ぶようになった!」とミステリー風なエントリーを記して恥をさらしていた可能性が高い。

 ドコモスマートフォンラウンジ名古屋のスタッフの方、たいへんお世話になりました。おかげさまで5Gスマホになりました。

ひつじの執事室「2時の虹」も5Gで



【参考】

Xperia 1 II SO-51Aに機種変更 (2020/6/21)Xperia 1 II SO-51Aの購入手続きを完了 (2020/6/18)

5Gスマホでも季節のお着替えを続けるひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん(2020年7月)

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■5Gスマホでもひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん

 my daiz上でしゃべってキャラとして活躍するひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんは、5Gスマホでも健在である。
 ひつじのしつじくんの初登場は2008/11/19で、3GケータイであるFOMA Aシリーズの時代だ。3G、4G、5Gと3世代の通信規格をまたがってホーム画面を闊歩する兄妹に敬意を表しつつ、見守りを続けていきたい。5Gスマホでも「ひつじのしつじくん」と「メイドのメイちゃん」は選べます


 そんな押しも押されもせぬ人気キャラクターであるひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんが、月が替わった2020年の7月最初の週末である2020/7/4、季節のお着替えをした。ともに2016年が初出で2年連続通算4回目の登場となる、イルカとたわむれるしつじくんと、人魚(マーメイド)の水着を着たメイちゃんである。
 しつじくんは、イルカの輪くぐりとホーム画面を泳ぎ回るイルカの背中に乗る姿を披露してくれる。イルカの輪くぐりを披露するひつじのしつじくん
5Gエリアでイルカに乗ったひつじのしつじくん


 毎年書いているのだが、メイちゃんが着ている、この人魚の水着にはストーリーがある。しゃべってコンシェル時代の2016年のメイちゃんの誕生日にリクエストされ、主人である私がプレゼントしたものなのだ。「大切に着ますね☆」の言葉通り、5年経った今も着てくれているのは嬉しい限り。人魚の水着姿のメイドのメイちゃん
人魚の水着姿でクルクル回るメイドのメイちゃん


■すっかり「薄く」なったキャラの部屋でのおしゃべりに落胆

 mydaiz上でも、キャラの部屋でしつじくんとメイちゃんとのおしゃべりは出来るが、この機能に関してはしゃべってコンシェル時代から大きく後退させられている。
 今回のイルカに関連する回答が出てくるのも、「イルカ」という単語で話したときだけだ。回答も前年と同じで「イルカさんとは共通の悩みを抱えたお友達です」と「イルカさんにはなんだか親近感が湧くんです。どうしてでしょうねぇ?」の2つだ。Microsoft Officeに搭載されていた「Officeアシスタント」のカイル君をオマージュしたネタだと解説するのも億劫になる。
「イルカさんとは共通の悩みを抱えたお友達です」


 メイちゃんに至っては、「人魚」や「マーメイド」と話しかけても、前月と同じ「これ、メイド服だと思います。」または「いつもと同じなんだけどなぁ…。」という回答だけで、水着の説明をするどころか、お着替えをしていることさえ認めなくなってしまった。
 my daiz下での兄妹の「飼い殺し」は着々と進められていて、ついに回答パターンまで削られ始めたのだろうか。「いつもと同じなんだけどなぁ…。」と答えるメイドのメイちゃん


■ロック画面に兄妹を登場させる「ドコモ時計」を選択しよう Xperiaではロック画面の時計を選ぶ画面の中に「ドコモ時計」という選択肢が以前から用意されている。このドコモ時計を選ぶと、ロック画面の時計の下にキャラクターを登場させることができる。
 Xperiaの「設定」メニューから「外観」を開き「時計」から選択できる。ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんへの冷遇が続く中、この設定はマストである。Xperiaなら「ドコモ時計」

【参考】7月のお着替えはイルカに乗ったひつじのしつじくんと人魚の水着のメイドのメイちゃんが再登場 (2019/7/20)メイドのメイちゃんが人魚の水着を披露 (2016/7/2)週末はイルカに乗るひつじのしつじくん (2016/7/2)

Xperia 1 II SO-51Aに2回目の品質改善アップデート

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■間隔12日での2回目のアップデート

 ドコモから発売されているXperia 1 II SO-51Aに、2020/6/30からソフトウェア改善の提供が開始された。2020/6/18の発売当日に行われたアップデートに続く2回目となる。2020/6/30のアップデートは品質改善


 ドコモのWebページに記載された、今回のアップデートで「改善される事象」は以下の3点である。通話音声が途切れる場合があります。特定の画像を壁紙に設定すると、まれにフリーズ/再起動する場合があります。まれに使用するSDカードの状態により、電源再起動を繰り返す場合があります。 私は音声電話の使用頻度が低いこともあり、他の事象を含めて心当たりはない。
 au版のXperia 1 IIの状況を確認すると、2020/6/26に「通話中に相手の音声がブツブツと途切れる場合がある。」「まれにmicroSDメモリカードが挿入されている状態で電源を入れると電源が切れたり再起動やフリーズする場合がある。」という同様の2点を改善事象とするアップデートが開始されており、修正の緊急性が高い不具合であったことがうかがえる。


■ソフトウェアアップデート? システムアップデート?

 アップデート方法を確認する。
 『設定』メニューから『システム』⇒『詳細設定』⇒『システムアップデート』を開く。ドコモのWebサイトで案内されているソフトウェアアップデートやソフトウェア更新という文言ではなく、システムアップデートと表示されているのは注意点だ。「システムアップデート」メニュー


 『設定』メニューの「セキュリティ」にも、AndroidのセキュリティパッチレベルとGoogle Playシステムアップデートのメニューがあり、こちらからも更新作業は出来そうだ。「セキュリティ」メニューからもアップデート可能


 「お使いのシステムは最新の状態です」と表示されるが、そんなはずはないので無視して「アップデートを確認」をタップする。
 なお、スクリーンショット中の波線は、Xperia 1 IIの21:9シネマワイドの画面比率でそのまま掲載すると、あまりに長すぎるので画面中央の余白部分をカットしていることを示している。視認性の面でも、こうしたシステム画面はワイドディスプレイへの対応が必要だと思う。

アップデートを確認
■「インストールを一時停止しました」の原因は?

 アップデートは「システムアップデート」の準備中と表示され順調に進行するのだが、画面がロック状態になったので電源キーで復帰させてみると「インストールを一時停止しました」と表示されてしまうのは気になるところだ。とりあえず「再開」をタップする。インストールを一時停止しました


 続いてアップデートのダウンロードとインストールからアプリの最適化へと進んでいく。アップデートのインストール中


 開始から7分で「システムアップデート利用可能」と表示された。ダウンロードとインストールが進んだあとで、いまさら「利用可能」と言われるのは違和感がある。右下に「今すぐ再起動」のボタンがあり、再起動で適用されると言うことだろう。
今すぐ再起動


 アップデート開始から8分でシステムアップデートが完了した。ドコモのWebサイトには更新時間が約6分と記されていたが、途中でインストールの一時停止が発生してしまった差だろう。システムアップデートが完了しました


 『設定』⇒『デバイス情報』⇒『Androidバージョン』をタップして更新前後で比較してみよう。
 AndroidセキュリティパッチレベルとGoogle Playシステムアップデートは2020/5/1で変更はない。ベースバージョンも同じだ。カーネルバージョン自体も変わらないが、日付が2020/4/23から2020/6/12に更新され、ビルド番号も58.0.B.7.3から58.0.B.7.10に末尾の数字だけ変化している。アップデート前後のバージョン比較


【参考】Xperia 1 II SO-51Aに機種変更 (2020/6/21)Xperia Z5 Compact SO-02Hに5度目のソフトウェア更新でSTAMINAモードが復活 (2016/4/20)

Xperia 1 IIにStyle Cover with Standを装着した

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■ホワイト×パープルの組み合わせを選択

 Xperia 1 IIの筐体を守るカバーには、ソニー純正のStyle Cover with Stand(Xperia 1 II対応品の型番はXQZ-CBAT)を選んだ。ソニーストアでの価格は3,480円(税抜)で送料330円が別途かかる。ブラックとパープルの2色が用意されているので、私はXperiaのアイデンティティともいえるパープルを選択し、ホワイトの本体色との組み合わせを楽しむことにした。

Style Cover with Standのパッケージ

 Style Cover with Standはディスプレイを保護する「蓋」のない非手帳型のカバーで、商品名が表すとおり、背面に動画視聴時などに使える開閉式のスタンドがついているのが特徴だ。

動画視聴に便利な開閉式のスタンド

 スタンドを開いての利用は横向きのみで、取扱説明書にも「縦向きで使用することは出来ません」と明記されている。実際は縦置きでも自立しないことはないが、角度が浅くなるし、かなり不安定で画面をタップするとすぐ倒れてしまう。やはり、横置きが基本だ。

スタンドを立てた状態

 カバーの重さはカタログ値で約38g。表面はポリカーボネートで適度なざらつきがあって滑りにくい。心地よい触り心地だ。内側は熱可塑性ポリウレタンと記載されているが、ゴムのようで滑り止め効果がより高い。
 Webカタログを見てみると、ソニー純正のカバーは「アンテナ感度や、地図アプリなどで使われるコンパスの精度を損なわないよう、素材や塗装にいたるまで厳選し、一定以下の影響に抑えるよう設計されて」いるとのこと。検証する術はないので、素直に「へぇ~」と感心しておく。

Style Cover with Standの裏面
■側面はむき出しです

 このカバーのもう一つの特徴は、側面がほとんどの範囲が覆われておらず、筐体のキーを直接操作する構造になっていることだ。

Xperia 1 IIの音量キーと電源キーも露出

 端末を握る際には、アルミニウム合金な側面部分の触感そのままで、幅72mmと比較的持ちやすいXperia 1 IIの特長も維持される。端末の特長を潰さないのは純正カバーならではのメリットだろう。

カバーをつけても指紋センサー認証は容易

 カメラキーも露出しているので、Photography Proで横向きに構えて写真撮影するにもホールド感が高い。まるで薄いコンデジのようだ。

デジカメ感覚で撮影が可能

 天面の3.5mmオーディオジャック(ヘッドセット接続端子)や底面部分のUSB Type-C接続端子へのアクセスにも問題はない。

Xperia 1 IIのヘッドセット接続端子とセカンドマイク(上)、USB Type-C接続端子と送話口/マイク(下)

 カメラ部分を見ると結構な厚みを感じる。実測で4mmあり、Xperia 1 IIの厚みは7.9mmなのでカバーを装着すると、厚みが約1.5倍の約12mmになるわけだ。
 よく観察するとカメラ周りだけ部材が黒く、また斜めにカットされているのだが、これもWebカタログによれば「黒色はライトの反射を考慮して選定」され「すり鉢構造にし、表面加工を施すことで、不要な光の影響を最小限に食い止める」とのこと。私、こういう「能書き」に弱いんです。

カメラ部分にもいろんな工夫が

 覆われている部分が少ないだけに、落下時に当たり所によっては致命的な損傷を受ける危険性は高いが、このカバーに対する現時点での満足度はかなり高い。Xperia 1 IIはこのStyle Cover with Standとの組み合わせで使っていこう。

Xperia 1 IIとStyle Cover with Stand

【参考】

Xperia 1 II SO-51Aに機種変更 (2020/6/21)Xperia Z5 Compactのウィンドウ付きカバーSCR44を使うのはやめた (2015/11/25)Xperia Z5 Compactにウィンドウ付きカバーSCR44を装着する (2015/11/15)

Xperia 1 IIの電話帳をカーナビに転送する

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 Panasonicのカーナビ「ストラーダ」(CN-RE05WD)にXperia 1 IIの電話帳を転送する手順を記録しておく。
 とは言うものの、少なくともストラーダ CN-RE05WDに関しては、転送作業はタップ1つだ。ドコモ電話帳からの「表示する連絡先」の選択やエクスポートの操作は一切必要がない。

Panasonicカーナビ「ストラーダ」(CN-RE05WD)のツートップメニュー
■Xperia 1 IIをカーナビに接続

 まず、Xperia 1 IIとストラーダをBluetoothで接続する。ナビ本体のMENUキーを押してメニュー画面(ツートップメニュー)を表示させ、画面下部のその他メニューから『ハンズフリー』をタップする。
 続いて、『設定』⇒『機器登録』を選択すると端末登録設定の画面にたどり着く。

Panasonicカーナビ「ストラーダ」のハンズフリーメニュー

 端末登録設定で『ハンズフリー』を選択してすると、端末(この場合はスマートフォン)からナビを検索してパスキーを入力するよう促される。

Bluetooth→端末登録設定

 ここでXperia 1 IIを手に取り、BluetoothをONにした状態で『設定』⇒『機器接続』メニューから『新しい機器とペア設定する』を選択。しばらくすると使用可能なデバイスとしてStrada(ストラーダ)が見つかる。

Xperia 1 IIの『機器接続』メニュー

ナビの画面にはXperia 1 IIからの登録要求があることが表示される。

Xperia 1 IIから登録の要求がありました

 ナビの画面に表示されたパスコードと、Xperia 1 IIに表示されたペア設定コードが同一であることと、「自分の連絡先や通話履歴へのアクセスを許可する」にチェックが入っていることを確認して、『ペア設定する』をタップする。

[Strada]とペア設定しますか?
■Xperia 1 IIの電話帳をナビに転送する

 次にXperia 1 IIの電話帳をナビに転送しよう。Xperia 1 II SO-51AにはXperia独自の連絡先アプリは搭載されておらず、工場出荷状態ではドコモ電話帳アプリが搭載されている。ドコモ電話帳アプリは、従前通り『設定』⇒『エクスポート』メニューから連絡先をvcf形式にエクスポートすることができる。
 ところが、ストラーダでは電話帳アプリを一切操作せずに連絡先をナビに転送することが出来てしまう。『ハンズフリー』メニューにある『携帯メモリ読み出し』をタップするだけだ。

ハンズフリーの『携帯メモリ読み出し』

 すぐに転送が始まる。

携帯電話アドレス帳転送中

 私は電話番号が登録されているアドレスが40件しかなく数秒で終わってしまった。

携帯メモリ読み出し完了しました

 これで完了だ。


【参考】AQUOS R3の連絡先をストラーダに転送する (2019/8/3)Xperiaの連絡先アプリからインターナビに電話帳を転送する (216/4/12)ドコモ電話帳アプリから、Bluetooth接続でインターナビに電話帳を転送する(2014年春) (2014/3/15)

放置が続くひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん

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■8月はスイカ割りするひつじのしつじくん

 my daizのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの8月の季節のお着替えも昨年と同じ組み合わせだった。ひつじのしつじくんはスイカ割り、メイドのメイちゃんは7月から引き続いてマーメイドの水着である。ひつじのしつじくんのスイカ割りは2017年が初出で暗黒の2018年を除いて3回目、メイドのメイちゃんは2016年7月が初出で4回目だ。
 お着替えの時間はひつじのしつじくんが土曜日曜とも0時~24時までの終日、メイドのメイちゃんは土曜日が正午から24時まで日曜日が10時から15時までという運用も変わらない。

ひつじのしつじくんのスイカ割りマーメイドの水着なメイドのメイちゃん
■ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんを指導役に

 ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの露出は以前よりもさらに減っている。
 my daiz/ひつじのしつじくん公式アカウントでの、ひつじのしつじくんやメイドのメイちゃんのツイートは、ハーフタイムデーを話題にした2020/6/30が最後で7月は1回もなかった。比較のためmy daiz名義のツイートを数えてみると10件ある。

my daiz/ひつじのしつじくん公式アカウントの2020/6/30のツイート

 また、2018/5/31にサービス終了が宣言された「ひつじの執事室」は、2年が過ぎてもそのまま放置され、新緑ver.のまま同じ1日を繰り返している。このコンテンツは一体どうするつもりなのだろうか。

2020年8月のひつじの執事室

 一方でmy daizアプリは、最新版においても、ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんがプリセットで用意されていてmy daizキャラから容易に変更できる。季節のお着替えは、一旦終了したあと2019年に復活させたが、この先も同内容での繰り返しが続くと想定できる。兄妹を引き続き活躍させたいのか、徐々に露出度を減らして自然消滅させたいのか、中途半端な飼い殺し状態が続いている。
 ウオッチャーのひいき目で提案をすれば、なかなか浸透しないmy daizキャラのヘルプとして、ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんを指導者の位置づけでmy daizキャラに昇格させてコンテンツを展開する、というのはどうでしょうか。

my daizアプリのキャラ選択画面
【参考】8月はスイカ割りするひつじのしつじくんと人魚の水着なメイドのメイちゃんが再登場 (2019/8/12)ひつじのしつじくんが「かえるスタイル」に。季節のお着替え復活か? (2019/6/2)ひつじのしつじくんは引退してないけれど… (2018/6/7)8月のひつじのしつじくんはスイカ割りに夢中 (2017/8/7)メイドのメイちゃんが人魚の水着を披露 (2016/7/2)

Xperia 1 IIに3回目のソフトウェアアップデート。RAW形式撮影に対応

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■1か月ぶりの「品質改善」アップデート

 ドコモから発売されているXperia 1 II SO-51Aに発売以来3回目のソフトウェアアップデートが、2020/8/3から提供された。前回のアップデートが2020/6/30だったのでおよそ1か月ぶりとなる。
 今回のアップデートも、プリインストールされているアプリや端末機能を更新することで品質を向上させる「品質改善」である。ドコモのホームページには「改善される事象」として5項目が具体的に記載されている点は特筆すべきところだ。

2020/8/3のアップデートで改善される事象
■Photography ProでRAW撮影が可能に

 今回の大きな変更点は、フォト撮影専用アプリ「Photography Pro」で、RAW形式ファイルで記録ができるようになったことだ。RAW形式はカメラのイメージセンサーが記録した光信号の情報をそのまま記録する形式で、データへの変換(現像)処理を専用ソフトウェアに任せることができ、より高画質な写真データを生成できるのがメリットである。更新後のPhotography Proのメニュー画面を見ると「ファイル形式」の項目が新たに追加されている。

更新後のPhotography Proのメニュー画面。「ファイル形式」が追加

 選択できるファイル形式は、「RAW」「RAW+JPEG」と従来どおりの「JPEG」の3種類。RAWやRAW+JPEGを選択すると撮影機能の一部に制限が生ずることが記載されている。

ファイル形式は「RAW」「RAW+JPEG」「JPEG」から選択可能

 更新に掛かる時間は7分と記載されていたが、手元のXperia 1 IIではアップデート開始から再起動の完了まで約12分を要した。

システムアップデートが完了しました

 最後に更新前後でバージョン情報を比較しておこう。
 Androidセキュリティパッチレベル及びGoogle Playシステムアップデートはいずれも2020/5/1から2020/7/1に2か月分進んだ。もっともGoogleからは、翌2020/8/4に2020年8月分のセキュリティ情報が発表されておりタイミングの悪さを感じるところ。
 ベースバンドバージョンは、末尾がわずかに変化してsdx55.rmtefs-00146-07に、ビルド番号も58.0.B.7.10から58.0.B.8.40に更新されている。カーネルバージョンに含まれる日付は、2020/6/12から2020/6/16で4日だけの小さな変化だった。

更新前後のバージョン等を比較

【参考】Xperia 1 II SO-51Aに2回目の品質改善アップデート (2020/7/11)

ぶどうスタイルな9月のお着替えと過去のお着替え披露ツイート

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■ 9月のお着替えは「ぶどうスタイル」

 my daizのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんは、2017年と同じお着替えを繰り返している。9月の週末は2016年初出の「ぶどうスタイル」が通算4回目の登場である。 ひつじのしつじくんは紫色、メイドのメイちゃんは赤紫色の果実と色は違うが、頭にツルがついた葉を載せ、腕や脚が茎のようになっている。お着替えの時間は、土曜、日曜とも午前10時から午後3時まで。


ぶどうスタイルのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん(登場時点)
ぶどうスタイルのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん(ドラッグ時)
■ 公式ツイートで過去のお着替えを披露

 my daiz/ひつじのしつじくんの公式Twitterアカウントでは、月に数回、ひつじのしつじくんやメイドのメイちゃん名義でツイートすることがある。2020年8月にはお盆と残暑見舞いの2回ツイートがあった。 2020/8/13の精霊馬についてのツイートでは、2013年8月に登場した麦わら帽子とかりゆしの夏衣装が再登場している。なすときゅうりの精霊馬だけでなく、ほおずきが描かれている背景にも注目したい。

2020/8/13のひつじのしつじくんのツイート

 続いて2020/8/26は残暑見舞いハガキを使った間違い探しツイートを投げかけている。こちらも2013年が初登場の浴衣姿である。ここ数年はスイカ割りとイルカ使いが夏のお着替えで固定されているが、かつての定番は浴衣だった。懐かしいお着替えだ。

2020/8/19のmy daizの塗り絵ツイート0

 もう一つ気になるツイートが2020/8/19のmy daiz名義のツイートだ。塗り絵で遊ぼうと題されたツイートには、かき氷やトロピカルジュースと貝殻にまぎれて、ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの姿が描かれている。これはmy daizの設定上、大丈夫なのだろうかと心配しないでもない。
 塗り絵といえば、2017年5月のメイドのメイちゃんの誕生日に、ひつじのしつじくんがプレゼントとして返信を呼びかけたことを思い出した。

2020/8/26のひつじのしつじくんの残暑見舞い間違い探しツイート

 my daiz/ひつじのしつじくんの公式Twitterアカウントでは、ここ最近リツイートや返信を求める内容が多い。平均して「いいね」が200前後、リツイートはプレゼント企画を除けば100前後といったところ。Twitterでのリアクション数での効果測定が有効かは怪しいところだが、このくらいの数字で良いのだろうかと不安ではある。


【参考】放置が続くひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん (2020/8/7)ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんが、通算3度目のブドウスタイルにお着替え (2019/9/7)メイドのメイちゃん、2017年の誕生日。塗り絵をプレゼントしよう企画 (2017/5/1)浴衣姿のひつじのしつじくん、3年越しで団扇のデザインが確認できた (2016/8/10)麦わら帽子スタイルなひつじのしつじくんが再登場 (2014/8/10)

淡々と黄葉前のイチョウの葉に掴まる10月のひつじのしつじくんとメイドのメイちゃん

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■ 通算3回目の黄葉前イチョウ

 my daizのひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんの10月の週末お着替えは、黄葉前の緑色のイチョウの葉にぶら下がってホーム画面をユラユラと漂う演出だ。2017年が初出で、2019年を除く通算3回目の登場となる。

 アクションは兄妹が角度を付けてユラユラしているだけで、季節の移り変わりは感じるが解説を加えるべき部分は特にない。運用も土曜日曜の24時間である。
 11月になれば、これまでどおりイチョウが黄葉することになるのだろう。黄葉前のイチョウの葉にぶら下がるひつじのしつじくん黄葉前のイチョウの葉にぶら下がるメイドのメイちゃん
■ 9月は公式ツイートへの登場ならず

 9月のmy daiz/ひつじのしつじくん公式Twitterアカウントのツイートは6件あったが、ひつじのしつじくんやメイドのメイちゃん名義のものは1件もなく、画像への登場もなかった。
 明けて10月。ひつじのしつじくんが10月1日のコーヒーの日にちなんだツイート。かつての「ひつじの伝言板」のような言い回しに少し懐かしさを感じた。


my daiz/ひつじのしつじくん公式Twitterアカウントのツイート

【参考】ぶどうスタイルな9月のお着替えと過去のお着替え披露ツイート (2020/9/6)ひつじのしつじくんとメイドのメイちゃんが黄葉前のイチョウでユラユラ (2019/10/12)

Xperia 1 II SO-51Aに2か月ぶり通算4回目のアップデート

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■アップデート内容の詳細は不明

 NTTドコモから発売されているXperia 1 II SO-51Aに、2020/10/7から品質改善のアップデートが提供されている。発売以来通算4回目で、前回2020/8/3から2か月の期間が空いた。
 今回のアップデート内容も詳しく説明されていない。ドコモのWebサイトにはセキュリティパッチレベルの2020年9月版への更新と「より快適にご利用いただけるよう品質を改善いたします」の2点だけが記されている。au版のXperia 1 II SOG01にも2020/9/29からアップデートが提供されているのだが、auのWebサイトと記載を比較してみると、au版には「まれに動画再生音量が変わってしまう場合がある」「まれに電源を入れた際に再起動を繰り返す場合がある」と2つの改善事象が挙げられている。更新前後のビルド番号からの推測だが、今回のドコモ版のアップデートにもこれらの更新が含まれていると思う。以前からの「悪習」だが、ドコモはもう少していねいに情報を提供すべきだ。

ドコモ版とau版で更新内容を比較
■アップデート進捗表示は矛盾だらけ

 アップデートの手順はいつもと同じだ。
 「設定」メニューから「システム」→(詳細設定)→「システムアップデート」と遷移すると「お使いのシステムは最新の状態です」と表示される。これを無視して「アップデートを確認」をタップする必要がある。「最新の状態」とはいったい何なのだろう。
 最新の状態では無かったようで、「アップデートのインストール中…」の表示とともに、「アップデートのダウンロードとインストール」から「アプリを最適化しています」へと進む。

アップデートのインストール中

 8分ほど経って、「システムアップデート利用可能」と画面が変わる。ここまでの経過から見て、再起動でアップデートを適用する準備が整ったということだろうか。

システムアップデート利用可能

 端末が再起動したあと、Androidシステムが「システムのアップデートの完了中」と、これまた微妙な進捗状況を示したのち「システムアップデートが完了しました」とダイアログが表示された。ここまでの所要時間はドコモのWebサイトの記載どおり10分少々だった。
 これらのアップデート画面はAndroid標準のものだと思うが、進捗状況の表現に矛盾を感じる。


システムアップデートが完了しました
■差分は軽微か

 最後に、「設定」→「デバイス情報」→「Androidバージョン」をタップして更新前後で比較してみよう。
 Androidセキュリティパッチレベルが2020/7/1から2020/9/1に更新された以外は、ベースバージョン、カーネルバージョンとも変わっていない。カーネルバージョンに含まれる日付が2020/6/16から2020/8/24に進んだのみだ。ビルド番号は、58.0.B.8.40から58.0.B.8.79に末尾の数字だけが変化しているので差分は小さいことが推測できる。Google Playシステムアップデートは更新前から2020/9/1の日付になっていた。

更新前後のバージョン情報比較
【参考】Xperia 1 IIに3回目のソフトウェアアップデート。RAW形式撮影に対応 (2020/8/9)
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